SpaceX、年間144回の打ち上げを目指す(2023/10/27)
・今週の宇宙ビジネスニュース
・資金調達/M&Aニュース
・イベント情報
・編集後記
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📰今週の宇宙ビジネスニュース
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海外メディアArsTechnicaによると、SpaceXは2024年に月間12回の打ち上げを実施し、年間で計144回の打ち上げる予定です。来年の打ち上げの主な目的なStarlinkの増強で、200万人のユーザーに対して、ユーザーの携帯電話にに直接Starlinkのインターネットを接続できる新機能「Starlink Direct to Cell」を提供するために打ち上げ頻度を加速させていきます。
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宇宙工場事業を手掛けるVarda Space Industriesは、オーストラリアの宇宙港運営会社Southern Launchが管理する試験場での宇宙船の着陸に関する協定を締結しました。今年打ち上げられた製薬ミッションを行う宇宙船のユタ州への着陸許可が降りないことから、2024年半ばに打ち上げ予定の宇宙船の着陸場所としてオーストラリアを選定しました。
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米国ロケット開発大手ULAが、2023年12月24日から12月26日までの間に月面着陸船を開発するAstroboticの着陸船Peregrineをバルカンロケットで打ち上げることを発表しました。今回の着陸船はNASAの商用月面輸送サービスの一環であり、月の北部にペイロードを運搬する予定です。
💰資金調達・M&Aニュース
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月面着陸船ZeusXを開発する、シンガポールのQosmosysがシードラウンドで約150億円の資金調達を実施しました。エアバスと提携して、月周回軌道に500kg、月面に800kgの貨物を輸送できる能力を持つ着陸船の開発を行っています。
🚀イベント情報
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2023年10月30日(月):VCの視点で見る、宇宙ビジネスの魅力と可能性(詳細)
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2023年10月27日(金):北九州市宇宙ビジネスセミナー(詳細)
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2023年11月21日(火):S-NETセミナー2023 in 長野市(詳細)
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2023年11月25日(土):第31回衛星設計コンテスト 最終審査会(詳細)
✏️編集後記
今週は改めて人工衛星の開発について勉強するために、オーム社から出版されている「人工衛星をつくる−設計から打ち上げまで−」を読みました。初学者向けに分かりやすく開発手法について解説されているためおすすめの書籍です。
その他にも、おすすめの書籍がありましたらニュースレターで随時ご紹介していこうと思います。
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